青木柚のプロフィール
性格
- 昔は人見知り
- 控えめな性格
若手演技派俳優として大注目の青木柚さんは、実はとても人見知り。
芸能活動を始めてからも現場で誰かと話をすることはほぼありませんでした。
しかし2016年に映画『14の夜』に出演した際に、同世代の役者と共演したことから急に人見知りが解け、スタッフとも会話できるように。
今でもガツガツする方ではなく控えめなタイプではありますが、周囲とコミュニケーションをとりながら、青木さんの演技を引き出してもらっていると語っています。
青木さん自身、自分の強みや性格を出すことは苦手だと把握しており、その課題と向き合いながらお芝居に臨んでいます。
アピールするのは苦手ですが、いただいた役をただひたすらに演じ、ニュートラルな状態を意識しているという青木さん。
個性を出しすぎないことも、役者としては大切な要素ですよね。
趣味
- 音楽鑑賞
- 絵を描くこと
- 和菓子屋さん巡り
休みの日は、映画館やカラオケ、下北沢の古着屋さんなどに出かけ、リフレッシュしているという青木さん。
CD屋さんにもよく出向き、お気に入りのCDを購入して歌詞カードを見ながら聴くのが大好きだと語っていました。
3歳上の兄の影響で、青木さんはAAAの大ファンになり、それぞれのソロ曲もしっかりチェック。
セットリストを勝手に自分で組み、“このつながりヤバい!”とか“ここはこういう演出で”みたいなを妄想し、音楽の世界に浸っているのです。
また、青木さんは和菓子好きで特に苺大福が大好き。
和菓子屋さんに行くことも大好きです。
そのきっかけについて、
「たまたまふらっと老舗の和菓子屋さんに立ち寄ったときに、すごく澄んだ空気というか、別世界に来たような落ち着きを感じたんです。
店員さんも落ち着いているし、他にお客さんがいなかったからだとも思うんですが、森の中にいるような、深呼吸がしやすい、心が守られている、そんな領域の中にいる気分になって。
リフレッシュされるような、ずっといたくなるような居心地の良さがあって、なんでだ?と考えながら(笑)。」
と語っています。
目まぐるしく過ぎる日々のなかで、青木さんにとっての老舗和菓子屋さんは“そこから解放される逃げ場”なのです。
体重
青木柚さんの体重は現在公表されていません。
166cmという比較的小柄な身長で、細身の体型からして50kg台ではないでしょうか。
https://twitter.com/DEATH_KYUN_vi/status/1518182972935094272?s=20&t=XVU5JdtcnLCLi3tEvs1NXg
スリムなのでオーバーサイズの洋服がとっても似合いますね。
青木さんの持つ独特な透明感はこのスタイルも大きく影響していることは間違いありません。
デビューのきっかけ
小さいときから映画やテレビドラマが好きで、作品の中で生き生きと演じる役者さんから勇気や希望などをもらっていた青木さん。
小学4年生のときに、テレビに自分と同じ年の加藤清史郎くんがドラマに出ているのを見て、自分もやりたいとお母さんを説得し、劇団ひまわりに所属しレッスンを始めました。
当時はまだ「遊びたいな」という気持ちもありましたが、高校生になると、青木さん自身のなかで大きな意識の変化がありました。
意識が変わった時のことを
「いままでみたいにただ楽しければいいではダメだろうと考えました。俳優という仕事はいかに人間を敏感に感じられるか。それ以来、自分の内部との対話が多くなっていったように思います。」
と振り返っています。
園子温監督の映画『愛のむきだし』に影響を受けた青木さん。
作品全体に漂うもがいている感じと、性の部分も思春期の自分にマッチしていて、自分のなかのなにかを解放する映画だと語り、いつかこういう作品をやってみたいという目標を抱いています。
青木さんの目標とする役者像は、
- 自分のお芝居や表現で、他の人たちがやりたいって思ってくれる役者
- その映画を観る前と観た後で、ほんのちょっとでも変化というか、影響を与えられる役者
を挙げています。
青木柚はどんな人?生い立ちや経歴について
青木柚さんは2001年2月4日生まれで、神奈川県出身です。
小さい頃はマイクを持って3歳年上のお兄さんの学校の校庭で、歌ったり踊ったりするような目立ちたがり屋さんでした。
小・中学生のころは、積極的に周りとコミュニケーションを取るタイプで、実行委員や学級委員に立候補。
特に修学旅行の委員のときは、レクリエーションを企画することが楽しかったと明かしています。
高校に入ってからは、なぜか周囲と適度な距離を保つようになった青木さん。
休み時間も集まって騒ぐのではなく、1人で音楽を聴いたりして、自分と向き合う時間を大切にするようになりました。
原作「うみべの女の子」の少年に似てる!
2021年8月20日に公開された映画『うみべの女の子』で主人公の小梅とからだを重ねる磯辺を演じた青木さん。
原作は浅野いにおの同名漫画ですが、忠実な役作りで原作の磯辺にそっくりと話題になりました。
ヒリヒリとした思春期を描ききったこの作品を見た観客からは、
- 漫画から出てきたみたいな役者さん!
- 思春期の失恋てこんなにつらかったかとセンチメンタルになった…
- 磯辺の拗らせっぷりがすごい
と大きな衝撃を受けたという感想が多く寄せられました。
青木さん自身も、原作を読み磯辺という人間を知ったとき、「これは絶対に自分がやらなきゃいけない」という使命感を抱き体当たりの挑戦をした作品です。
青木さんのそんな思いがスクリーンの磯辺に命を吹き込んだのでしょう。
パチンコ「コンコルド」のCMに出演!
青木柚さんは、静岡県藤枝市に本社を置く有限会社新日邦が経営するパチンコチェーン店「コンコルド」のCMに出演しています。
突然の母の来訪にそわそわする息子を初々しく演じています。
いくつになっても世話を焼きたい母が鍋の用意をしながら息子と会話をするのですが、そこへ突然の来客が。
彼女かなと玄関先を見た母ですが、現れたのは初老の男性。
その男性の手をとった息子は母に“自分の仲良し”と紹介します。
続いて初老の男性の息子もやってきて、母の作る鍋に反応しCMは終わります。
予想外の展開ですが、青木さんをはじめ演技のうまい役者さんがでていますので、まるでショートフィルムを見ているようです。
続きが見たくなるCMですね。
ジョニーデップと共演したの?
青木柚さんはジョニー・デップさんと映画『MINAMATA-ミナマタ-』で共演しています。
水俣病の患者役として出演している青木さんは、ジョニーとの共演シーンで鮮烈な存在感を発揮し大きな話題に。
アンドリュー・レヴィタス監督も、青木さんを“信じられないほどの実力を持った方”と評価しています。
青木さんが演じたのは水俣病患者のシゲル。
ジョニーが演じるユージンが手にしていたカメラに興味を持ち写真を教わる青年です。
大きな印象を与えたのは、ユージンとシゲルの2人きりの屋外でのシーン。
公害に苦しむ人々とその元凶である企業チッソが対立するなか、2人の間に言葉を超えた絆が芽生えていく様子は、絶望の中の希望を見事に描き出しました。
今回の青木さんの出演はキャスティングディレクターの奈良橋陽子氏の推薦があってのこと。
レヴィタス監督は
「何人かの俳優さんのテープを送ってくださったのですが、彼が特別なものを持った若者だということは明らかでした。
青木さんはこの役に入り込み、真実味を持って演じてくれました。
ジョニーと演じるなんて、どれだけ恐れ多かったかと思うのですが、本当に美しい演技を披露してくださいました」
と青木を絶賛しておりさらに、
「ぜひ一緒に今後も仕事をしたいと思っています。
そして、この記事を読んでいる方にお伝えしたいのは、これから絶対注目すべき俳優さんだということは間違いないということです」
と語っています。
ジョニー・デップさんとの共演について青木さんは
「海外での撮影は初めてで、しかも相手がジョニーさんで現実味がなさすぎましたが、撮影時は特殊メイクをされていて役にしか見えなかったので、緊張せずにすみました。
完全に別人に変貌する姿をまざまざと感じました。」
と振り返り、青木さんにとってジョニー・デップさんとの共演は今後の役者人生に大きな経験であったことは間違いないでしょう。
出身校・学歴
- 私立日出学園高等学校
日出学園高等学校(現:目黒日本大学学園)は、芸能コースを併設した高校で、多くの芸能人を輩出しています。
高校に進学してからの青木さんは周囲と少し距離をとるようになり、大人しいタイプでしたが、穏やかに高校生活を送っていました。
芸能コースということもあり、まわりも芸能をはじめとしたさまざまな活動をしている友人ばかり。
芸能と学業の両立について問題はありませんでしたが、強いていうなら、行事に参加できないことは残念だったと明かしています。
卒業後は大学へ進学しましたが、どこの大学へ通っているかは非公表です。
家族構成について
ご家族について詳細は明かされていませんが、青木柚さんには3つ年上のお兄さんがいらっしゃいます。
兄弟仲はよく、小さな頃はお兄さんが通う学校の校庭でアイドルのように踊っていたり、お兄さんの影響でAAAのファンにもなりました。
青木さんが仕事と学業の両立で辛かった時に
「やりたくてもできない人もいる仕事なんだぞ」
と諭してくれたお兄さん。
俳優を辞めたいと何度も思いましたが、その度に家族が支えになってくれたと語っています。
青木柚の代表作品
青木柚の代表作は以下の3つです。
- きれいのくに
- 仮面ライダー
- カムカムエブリバディ
きれいのくに
『きれいのくに』は、2021年4月12日から5月31日まで、NHK総合で放送された、吉田羊主演のテレビドラマです。
恋愛の衝動がほとばしる “青春ダークファンタジー”と銘打たれた本作。
美容整形が当たり前となっておりほとんどの大人が、衣服やアクセサリーで個性を出しながらも男は稲垣吾郎、女は加藤ローサの顔で暮らす不条理な国で暮らす5人の高校生たちの恋愛模様が描かれています。
青木さんは、元野球部員でとある理由から野球をやめてからもずっと丸刈りを続けている高校生の誠也を演じています。
隣の家に住む幼なじみの凜と、窓越しに話をするのが日課です。
ファンや視聴者からは、
- 誠也を演じた青木くんほはじめ高校生たちのリアルな演技が良かった
- 攻めた内容だったけど誠也君が自然ででキラキラしてていい
- とにかく演技がうますぎる
と、青木さんのきらりと光る演技に大絶賛の声が上がりました。
仮面ライダー
青木柚さんは、2014年3月29日に東映系で公開された『平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦 feat.スーパー戦隊』に出演されています。
本作品は、人類滅亡をめぐり平成ライダーと昭和ライダーの互いの主張からライダー同士の戦いを描いています。
青木さんは、位置関係や物体の次元を裏返すことのできる「7次元の力」の持ち主でそれゆえにバダンに狙われている少年、葵柊を演じています。
実は交通事故で亡くなっており、物語の鍵を握る少年です。
ファンや視聴者からは、
- 柚くんめちゃくちゃ可愛い!
- けなげな演技が天使すぎる
- 豪華なキャストに負けてない存在感!
と、まだ子役時代の青木さんに称賛の声が多く上がりました。
カムカムエブリバディ
『カムカムエブリバディ』は2021年11月1日から2022年4月8日まで放送された、NHK連続テレビ小説の第105作のドラマです。
岡山・大阪・京都を舞台に、大正・昭和・平成・令和の時代をラジオ英語講座とジャズと時代劇と共に生きた母娘孫3代の1925年から2025年まで100年間に渡る悲喜劇を描きました。
青木さんは、川栄李奈さんが演じたヒロイン・ひなたの弟である桃太郎役を演じています。
野球に打ち込み、純粋と思春期ならではの“もろさ”をあわせ持つ役どころです。
【予告】
こちら第20週(今週分からの物語)の予告です。
気になっている方はどうぞ!※テロップが「次週予告」になってますが、今週の放送分です。
<出演>#川栄李奈 #深津絵里 #オダギリジョー ほか #朝ドラ #カムカムエヴリバディ #カムカム pic.twitter.com/rKVjK9pUxX
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) March 13, 2022
ファンや視聴者からは、
- 今後青木柚くんのこと桃太郎って呼んじゃう!
- 桃太郎に、いや柚くんに一目惚れした
- 桃太郎くん可愛すぎる朝の癒し
と、爽やかで愛らしい演技で朝ドラファンの心をわしづかみにしていました。
以上、今回は青木柚さんのプロフィールをまとめました。
“みんなが行き詰まったときに、僕の演技を見たら救われるような作品に、たくさん携わっていきたい”
と目標を語る青木さん。
優しい心を表現する素敵な役者さんになってほしいですね!
これからも大注目です!