- 藤井隆は1972年3月10日生まれ
- 2000年3月8日に、初のシングル『ナンダカンダ』を発表。同年第51回NHK紅白歌合戦に出場
- 2022年4月から、視聴者参加型トーク番組『新婚さんいらっしゃい!』にて司会を務める
藤井隆のプロフィール
性格
- 芸風とは逆で物静か
- 気遣い上手
- 真面目
穏やかな表情と丁寧な口調から、唐突にハシゴを外すボケで、人を傷つけない司会が特徴の藤井隆さん。
そんな優しいボケに、ネット上では、
- めっちゃ面白い
- うそくさい笑顔のテキトー司会が、めっちゃ好き
- 全国ネットの第一線で、もっと活躍してる姿を見たいなあ
と、大好評です。
今でも優しさの中に、ちょっとした狂気が混ざるトーク術を披露しているキャラですが、昔はさらにキャラが濃く、ハイテンションなオカマキャラを演じてブレークしました。
そのオカマキャラから、お笑いコンビのダウンタウン・松本人志(まつもと ひとし)さんには本気でゲイだと思われており、真剣に「お前、ホンマは男好きやろ?」
と、何度も問い詰められたことがあると語っています。
しかし裏では、ハイテンションな芸風と真逆の非常に物静かな性格。
裏で行われた奥様の乙葉(おとは)さんと結婚発表時では、「聞き取れないほどの小声で喋っていた」と、同じ吉本新喜劇にでていた未知やすえ(みち やすえ)さんが語っていました。
また、年下や新人さん相手でも、常に敬語を欠かさず対応している藤井隆さんは、腰が低く気遣いのできる人として有名。
そんな気遣い上手な、藤井隆さんの秘密兵器が「差し入れ」です。
「現場のモチベーションを上げるために、みんなが何を喜ぶかを考えて、人数分買って運んで、タイミングを見計らって差し出す。ここまでの一連の行動に気持ちを込められるんです。モノより気持ち、という意見もあると思いますが、モノで気持ちを形にする、というのも大切だと思います。」
と、2011年3月9日に掲載された『jin-Jour』で語っています。
その他、藤井隆さんの公式ツイッターに呟かれた「殺すぞ」という殺害予告をにじませる言葉には、怒りと家族の側で目にした悔しさを混ぜながら、3つのツイートに渡り丁寧かつ大人な対応で返しており、ファンからは
- 藤井くんが汚ない言葉で傷つくのは許せないっ
- 品格に感銘を受けます
- 芸能人だって、ひとだよ
と、藤井隆さんを擁護する声であふれていました。
公式とさせて頂いてる場で余計な事をつぶやくつもりも無いので最初で最後にします。
殺すぞ なんて一文を親や家族がそばにいる時に目にする悔しさ。スルーが良しだそうですが、そんな品のない言葉に私は慣れるつもりもないですし充分こちらは嫌な気分になっておりますので大成功なさってるんですね。— 藤井隆 (@left_fujii) January 10, 2017
以下のツイートは、藤井隆さんを擁護する声に対する、感謝のメッセージです。
メッセージありがとうございます。痛み入ります。
ご心配頂いて、すみません…
ゲッターズ飯田さんが昔「口に出した事が割と実現します。」と教えて下すったので言霊もそうですが、むしろ気をつけてます。
ですので大丈夫なんです!失礼しました!— 藤井隆 (@left_fujii) January 10, 2017
特技
- 計算
- ダンス
実は商業高校出身で、また化学薬品会社の会社員だった過去もある藤井隆さん。
この化学薬品会社は、商業高校の先輩方が数々お世話になっていた会社でしたが、10何年ほど前から商業高校からの就活生が途絶えていたとそうで、そのため藤井隆さんは、久しぶりの商業高校から来た後輩に当たり、先輩方にスゴク可愛がられたと、振り返っていました。
丁度藤井隆さんが入社したこの頃は、80年代後半から90年代というバブル前ということで、景気が良く預金すれば年利が6.8パーセントだったそうで、先輩から口座の作り方を教わったりもしたと、2020年10月4日にTBSラジオで放送された『日曜天国』で語っています。
また、藤井隆さん会社では経理を担当しており、この時代の経理は紙の帳簿からパソコンへの移行期にも当たり、帳簿が2つあることに非効率を感じていましたが、後に「効率だけでは仕事が成り立たない」と教えられたと、2011年3月7日に掲載された『jin-Jour』で明かしていました。
そんな藤井隆さんは、2年9ヶ月ほど化学薬品会社に務めた後、新しい夢のため退社。
退社してしまいましたが、化学薬品会社に務めた期間は、今の自分を形作る上で欠かせない時間であったと、藤井隆さんは振り返っています。
ある過去の仕事を思い出したように2年に一回ぐらいのペースで褒めてくれる先輩がいる。
多分酔っていらっしゃるのだろう。
不可思議だけど
嬉しい。(๑˃̵ᴗ˂̵)月曜日になりました。
今週も家事に仕事に勉強に、
お気張り下さい。 pic.twitter.com/BBQ2PYcjrM— 藤井隆 (@left_fujii) June 11, 2017
趣味
- 音楽鑑賞
- 読書
- プラモデル作り
藤井隆さんの趣味は、公式サイトにて公開されています。
音楽では、藤井隆さんは90年代の曲が好きと明かしており、この頃に芸人デビューを果たすことでお金に余裕があったため、移動などの待ち時間に90年代のCDをよく聴いていたからだと、2017年9月22日に掲載された『CINRA』で明かしていました。
読書も、移動などの待ち時間によく読んでるほか、2012年7月13日に掲載された『マイナビ 転職』で「人生に影響を与えた本は?」
と尋ねられると、三浦綾子(みうら あやこ)さんの『氷点』を挙げていますが、お話は自体は好きではなく、自分の気持ちが荒んでいる時に読んで「この登場人物たちより自分はまだマシだという気分」を作るために読んでいる、とのことです。
#読了
『氷点』
三浦綾子不穏な家族、昭和のドロドロ愛憎劇。
上下巻を一気読みの面白さ。
親に振り回される陽子が可哀想でならない。
陽子ちゃん( 泣 )
そして夏枝がキモイキモイキモイ。
キモイおばさん。「汝の敵を愛せよ」は私には出来ましぇん。
続編も読まねば。 pic.twitter.com/Y0Qxm3tUz7— うたの🌸💖読書垢 (@sakura_utano) February 8, 2022
ハーフ説について
藤井隆さんのご両親の職業は、お父様がタクシー運転手で、お母様が自営で洋裁の仕事をしていた方です。
そのご両親は、どちらも日本人なので、藤井隆さんはハーフではありません。
しかし疑惑がでた背景には理由があり、藤井隆さんの演じるキャラの中に、「マシュー南」があったからとされています。
マシュー南といえばこれですよ。 pic.twitter.com/q4DwRILHbE
— mn (@P5ychoP5ych0si5) January 27, 2022
「マシュー南」は2001年4月4日から2006年9月23までテレビ朝日にて、番組名を改題しながら続いた音楽バラエティー番組『Matthew’s Best Hit TV』シリーズの司会キャラ。
『Matthew’s Best Hit TV』では、一部他の出演者もキャラ変更しながら出演しており、木村祐一(きむら ゆういち)さん演じる「キム・ニールヤング」や、お笑いトリオの森三中・黒沢かずこ(くろさわ かずこ)さん演じる「クレア黒沢」などがあります。
またそれぞれのキャラには、細かい設定がされており、「マシュー南」はニューヨーク出身で、「チェリストである日本人の父と、元伯爵家令嬢であるイギリス人の母との間に生まれたハーフ」の18歳、「あやや」がライバルの自称アイドルでした。
そこから、藤井隆さんがハーフという説がでました。
ちなみに、藤井隆さんと「マシュー南」は別人格というのは番組の設定であり、番組内で間違えて、「マシュー南」のことを藤井隆さんと呼んでも、必ずその部分は番組側がカットする徹底振り。
そんな経緯があるため、藤井隆さんは番組終了後も、藤井隆さんと「マシュー南」は別人格として貫いて来ましたが、2021年4月21日にテレビ東京で放送された『あちこちオードリー』で、まさかの「マシュー南は私でした。」
と、15年振りに告白します。
これには、同番組司会のオードリー2人とも「重すぎて、受け止めきれません。」
と、返していました。
そんな「マシュー南」が、なんと緊急来日!
2022年1月27日より毎週木曜、アマゾンの有料配信サービスオーディブルからポッドキャスト番組『Matthew’s Matthew マシュー南の部屋の中のマシュー』として復活しています。
松浦亜弥さんをゲストに迎えて送るマシュー南のポッドキャスト、本日後編配信🎙
あややのキュートで完璧なトークや、深層心理に鋭く切り込む企画コーナーなど聴きどころ満載✨
さらに、マシューがあややの今後に向けた提案も!作品ページから「フォロー」すると、毎週の配信を聴き逃さず楽しめます💡 pic.twitter.com/dfU04epZLQ
— Amazonの聴く読書-Audible (オーディブル) (@audibleJP) February 3, 2022
推定年収
藤井隆さんの収入は、一切公表されていません。
なので、ここで書く試算は全て想像上のモノです。
現在、藤井隆さんの年収は1500~3000万円ほどではないかと言われており、全盛期である1900年代後半から2000年代前半では、1億円近い年収があったとも言われています。
そんな藤井隆さんの主な収入源は、音楽活動や舞台など、テレビ活動でない部分がメイン。
音楽活動では、過去に発売した『ナンダカンダ』の印税を始め、地方ライブやミニライブにも参加しているほか、2017年9月13日には2年ぶりとなるアルバム『light showers』を発売しました。
『light showers』のプロモ動画では、藤井隆さんの夢と野望が詰め込まれており、CMディレクターになってスポンサーのラベルをたくさん貼り付ける夢が叶ったと、2017年9月22日に掲載された『CINRA』で喜びを明かしています。
タイアップシール(fake)を初披露させて頂きます。
これが…これがしたかったんです!
しみじみ。
一度諦めて手放そうとしたんですが、踏ん張ってくれたDesign &Editの高村さん、ふたりのマネージャーありがとう‼︎
9/13light showersよろしくお願いします! pic.twitter.com/d8Lk8yKFiL— 藤井隆 (@left_fujii) September 10, 2017
以下の動画は、そんな藤井隆さん節たっぷりで、曲にそれぞれ合わせたCMを付けて編集された『light showers』のプロモ動画となります!
一方で、舞台作品にも精力的に活動しており、2022年4月5日から『広島ジャンゴ 2022』、2022年7月29日から劇『ゲゲゲの鬼太郎』でねずみ男役を務めます。
その他、テレビ司会業にもビッグニュースが飛び込んでおり、司会を勇退する六代目桂文枝(ろくだいめ かつら ぶんし)さんに代わり、2022年4月から視聴者参加型トーク番組『新婚さんいらっしゃい!』の司会を務めると発表されました。
落語家の桂文枝さんが、1971年の放送開始から司会を務めるテレビ朝日系のトーク番組「新婚さんいらっしゃい!」を3月27日の放送で勇退すると記者会見しました。会見最後には番組名物イスからの転げ落ちも(泉祥平撮影) 記事→https://t.co/5EDSxdaNcz #桂文枝 #新婚さんいらっしゃい pic.twitter.com/mYfvKSfxXR
— 読売新聞写真部 (@tshashin) January 8, 2022
デビューのきっかけ
大阪育ちですが、実は「お笑いに興味がなかった」藤井隆さん。
特に不満もない日常生活の中、新聞の中にたまたま入っていた吉本新喜劇のオーディション広告が、藤井隆さんを芸能界へと導きました。
「履歴書を書く手間もなくカジュアルだったので行ってみようかなと。」
そんな軽いノリで行ったと、2012年7月13日に掲載された『マイナビ 転職』で、振り返っています。
その後は、平日は化学薬品会社で会社員、休日では大学のサークル活動的な感覚で吉本新喜劇のレッスンに出かけており、さらに充実した生活を送っていました。
しかし深夜番組のレポーターに就いたことで、2つの仕事を比較し、化学薬品会社の方を辞めて、藤井隆さんは吉本の活動に専念することにしました。
けれど、吉本の方も2年で辞めてしまいます。
理由は、「お笑いに興味がなかった」藤井隆さんと、この世界に憧れて来たみんなとの温度差だったようで、「これ以上ここにいたら、みんなに迷惑がかかる。」
と、思い詰めたのだと語っていました。
吉本を辞めた後は、お兄様が滞在していたオランダへ向かっており、その旅の最中、藤井隆さんは吉本を辞めたことを、ずっと後悔を続けていたと言います。
「辞めて1週間で後悔した。辞める前日も7本ステージがあり、そんな刺激的な日々がすぐ懐かしくなった。また、先輩やスタッフからも多くのサポートを受けて舞台に立っていました。そんな恵まれた状態だったのに、自分の熱の低さを理由に辞めたのは、愚かだったと思い知りました。」
と、明かしています。
自分では気づかない内に、実は「お笑いに興味がでていた」藤井隆さん。
しかし、それはマネージャーさんには見通されていたらしく、旅にでる際「居所は知らせて」と告げられていたそうで、帰国後、お土産を添えてマネージャーさんのところへ向かうと、「丁度良かった、明日CM撮りだよ。」
と返され、大道具のスタッフ辺りからの再出発を考えていた藤井隆さんは、驚きました。
けれど逆に、この幸運に覚悟もしたそうで、自分の可能性を考えて振ってくれる仕事は懸命にやろうと誓ったと、藤井隆さんは語っていました。
藤井隆の生い立ちや経歴
藤井隆は1972年3月10日生まれの、大阪府出身です。
藤井隆さんのご家族は、ご両親とお兄様がおり、ご両親は躾の厳しい方だったそうで、お父様からは大工仕事、お母様からは家事全般を仕込まれています。
そんな幼少期時代、藤井隆さんは夕方は家でテレビばかり見ていたと、2013年9月26日に行われた『藤井隆の胸キュン!アイドル天国』の記者取材会で語っていました。
また、藤井隆さんは骨折が多かったそうで、6回分7カ所-首と左足以外は、全て最低1回は折った経験があります。
そんな何度も骨折を繰り返す藤井隆さんに、親戚の1人がとても不安がったようで、その方が知り合いの霊媒師に相談。
霊媒師は相談を受けると、すぐに藤井隆さんに電話で連絡したそうで、その原因となる霊障を特定すると、原因となったモノを清め、神棚に上げるよう指示しました。
お父様はその指示に従い、急遽神棚を作りモノを清めると、その後はピタリと藤井隆さんは骨折をしなくなったそうで、「モノにも意思が宿る」という不思議な話を、2003年と2018年7月26日にテレビ朝日より放送されたトーク番組『徹子の部屋』で、それぞれ前後編に分けて語っています。
出身校・学歴
- 豊中市立南丘小学校
- 豊中市立第九中学校
- 大阪市立西商業高等学校
藤井隆さんの出身校は、小学校まで明かされています。
藤井隆さんが中学時代に通っていた、豊中市立第九中学校(とよなかしりつ だいきゅうちゅうがっこう)は、シンガーソングライターの矢井田瞳(やいだ ひとみ)さんも通っており、芸能界入り後に親交を持っています。
高校時代は、ゴルフの打ちっ放し場でアルバイトをしていたと明かしており、またアルバム『light showers』のジャケット写真は、このアルバイト先のゴルフの打ちっ放し場だと、2017年9月22日に掲載された『CINRA』で語っていました。
聖地巡礼第一弾:藤井隆さんアルバム「light showers」ジャケット写真の撮影地に行きました pic.twitter.com/zV1G7zj46E
— しのぶ (@rum_raisin) June 3, 2018
そんな藤井隆さん、人当たりの良い性格で同級生から人気でしたが、大人数の前で何かをするのは嫌いで、カーテンの中みたいな数人の前でモノマネを披露する方が好きだったと、語っています。
ちなみに高校時代は、女子300人以上に対して、男子は10人程度だったのにも関わらず、全くモテなかったとのこと。
高校卒業後は、すぐに就職し、化学薬品会社に入社。
高卒で就職した理由は、年の離れたお兄様やご両親をみて育ち「働く」ことに興味があったからだと、2011年3月7日に掲載された『jin-Jour』で語っています。
乙葉との馴れ初めや子供について
11月22日はその語呂から『いい夫婦の日』とされ、毎年11月22日に『いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー』が発表されます。
芸能界きっての仲良し夫婦に贈られる賞-2015年に選ばれたのが、藤井隆さんと奥様の乙葉(おとは)さんでした。
そんな、世間も認めるほど仲良し夫婦の出会いを繋いでくれたのは、関根勤(せきね つとむ)さんで「誰が好き?」
と、尋ねてくれたのが始まりだと言います。
当時の藤井隆さんと乙葉さんは、フジテレビで放送された番組『笑っていいとも!』でお互い出演していましたが、曜日違いのレギュラーでした。
藤井隆さんは答えに「乙葉さん」と言うと、後日行われた『笑っていいとも!』の忘年会で、関根勤さんは藤井隆さんの前に乙葉さんを呼び、そこで改めて「こんにちは」とお話しできたと、2021年5月1日にTOKYO FMで放送されたラジオ『SUBARU Wonderful Journey 土曜日のエウレカ』で語っています。
その後2人は何度か共演するも、お互い奥手だったため、交際どころか連絡先の交換すらしていませんでした。
そんな2人の関係が進展したきっかけが、2004年1月12日から3月15日に日本テレビで放送されたテレビドラマ『乱歩R』の第1話です。
主役である三代目明智小五郎役を演じていた藤井隆さんと、第1話ゲスト杉本美弥子役で出演した乙葉さん。
藤井隆さんは、「照明担当のスタッフが、誤って上からモノを下に居た乙葉さんの頭に落としてしまった際、乙葉さんが柔らかく応じていた。」
のが、乙葉さんにさらに熱を入れたきっかけだと、2017年9月2日に関西テレビで放送された『おかべろ』で明かしてます。
一方の乙葉さんは、「男性と挨拶するときは胸ばかり見られるのが多い中、藤井隆さんは常に目を見て話してくれていたことと、知識が豊富な所を尊敬していた。」
と、2014年11月15日に掲載された『livedoor NEWS』などで語っていました。
お互いが好意を募らせた中で、ドラマ終了後に2人は付き合いましたが、乙葉さんのお父様が自殺でこの世を去るなどが重なり、乙葉さんは精神的に深く傷ついていたと言います。
それを献身的に支えたのが藤井隆さんで、この頃から結婚を意識するようになった乙葉さんは、ある日「結婚したい」と、藤井隆さんに告げました。
しかし藤井隆さんは少し考えると、「今お互いすごく忙しくなっているから、これから気持ちが変わるかもしれない。もし一年経っても、お互いの気持ちが変わっていなかったら僕からプロポーズさせてください。」
と、答えました。
藤井隆さんのその言葉に納得した乙葉さんは、1年後「1年前と気持ちは変わらない」と告げますが、藤井隆さんは「僕は気持ちが変わりました」と、告げられます。
「振られる」と思い、乙葉さんは戸惑いますが、藤井隆さんはそのまま乙葉さんの前で片膝をつき「僕は一年前よりもっと、貴女を好きになってしまいました。」
と、藤井隆さんは乙葉さんにプロポーズをしました。
このプロポーズを乙葉さんが受けた後、2人は2005年5月7日に婚約を発表、その後開かれた結婚会見では「心を撃ち抜かれ、胸もグッときました。」
と、乙葉さんが幸せそうに語っています。
その後の2007年に、2人の間に娘さんが1人産まれており、乙葉さんに似てきている娘さんに、藤井隆さんはデレデレだとか。
2人は2022年現在で、夫婦生活が17年目になりますが、いまだにお互いに不満がないと、夫婦揃って語っていました。
そんな夫婦円満の秘訣を2人が聞かれると、お互い感謝の言葉と気持ちを表現するのを忘れないことだと、2018年7月31日に掲載された『女性自身』で、明かされています。
藤井隆が昔なんかの番組で奥さんのどこが好きなの?って聞かれて「まず顔!」って言ったらスタジオがえぇ~~!?みたいになったんだけどそこで隆が「顔が好きって大事なんだよ!好きな顔の悲しい表情なんて見たくないから、大事にするんだよ」みたいなこと言ってて分かりまくりスティでした
— あゆ (@ama19960819) September 24, 2017
ダンスの実力は?
藤井隆さんがダンスを始めたきっかけとして、「マシュー南」の設定の中に、10代で京都の叔母に育てられた時ダンスを習ったと明かしています。
そんな藤井隆さんのダンスが、一躍話題を集めたのが「恋ダンス」でした。
「恋ダンス」は、2016年10月11日から12月20日までTBSで放送されたドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌『恋』のPV内のダンスのこと。
このダンスを『逃げるは恥だが役に立つ』のエンディング映像のなかで、主演を務める新垣結衣(あらがき ゆい)さんを始めとした演者5人でカバーしたことで、大ヒットします。
そんな公式カバーに合わせて、官民問わず、自衛隊や小さなお子様まで「恋ダンス踊ってみた」動画が、Youtubeなどに大量に公開され、社会現象になりました。
そして、満を持して登場した公式カバー第2弾が2016年11月27日に公開。
こちらでは、前回の「恋ダンス」に参加していなかった演者さんがメインとなっており、そんな中、1人だけ切れがおかしい藤井隆さんの「恋ダンス」に、ファンから
- キレッキレじゃないですか!
- 藤井さん待ってました!
- ホット!ホット!を彷彿させるナイスダンス
と、大絶賛されました。
逃げ恥テレビでやってて、最後のエンディング曲で藤井隆のダンスだけ動きがキレキレすぎて笑えた…存在だけで笑わせられるってやっぱりこの人は生まれながらの芸人だなと思ってしまった。#逃げ恥 pic.twitter.com/4me1422z0N
— りんご🍎英会話学習 (@MegumiTutorial) July 4, 2020
しかし、サプライズはまだ終わりません。
2016年12月20日に放送された最終話では、藤井隆さんが演じる日野秀司(ひの ひでし)の奥様役として、乙葉(おとは)さんがサプライズ登場したほか、2020年7月4日の再放送では、 第9話エンディングでなんと藤井隆さんと乙葉さんと「恋ダンス」で共演。
ファンからは、
- 夫婦の恋ダンス!!
- 幸せオーラに溢れてる/li>
- マ、マブシイ
と、挙がっており、次々と繰り出されるサプライズに、ネット上では大盛り上がりでした。
藤井隆&乙葉 リアル夫婦の恋ダンス。最後の最後までありがとうございます。#逃げ恥#逃げるは恥だが役に立つ pic.twitter.com/p7slgkSdKF
— Kenzy (@KenzyPowell) July 5, 2020
ナンダカンダが名曲すぎる
2000年3月8日にリリースされた、藤井隆さんの1枚目のシングル『ナンダカンダ』。
28.7万枚のセールスを記録しているほか、2000年度日本有線放送大賞新人賞を受賞、そして藤井隆さんはこの曲を提げて第51回NHK紅白歌合戦に出場し、全体の1番手として歌い上げています。
■ 藤井隆
「ナンダカンダ」 (2000年3月8日発売)
歌:藤井隆
作詞:GAKU-MC
作曲・編曲:浅倉大介
浅倉大介プロデュース作品の藤井隆第1作目となるシングル。売上枚数28.7万枚を記録、同年12月31日放送『第51回NHK紅白歌合戦』に出場した。@retoro_mode pic.twitter.com/YZ4340AjbP— 冗談絵巻 – JODAN EMAKI – (@3vMaFkTDSortYAl) February 5, 2022
そんな人気のあった『ナンダカンダ』ですが、実は藤井隆さんの知らないところで話が勝手に進んでいたらしく、当時のレコード会社の社長さんから突然ホテルへと呼び出されると、「君のCD、出すよ。」
と、いきなり言われたそうで、藤井隆さんはそんな社長の言葉に「絶対に嫌です。」
と、断り帰ろうとしたと言います。
しかし社長に「ダメ」と言われ、藤井隆さんは渋々『ナンダカンダ』のレコーディングしたと、2020年9月10日に放送された音楽番組「THE TRAD」で、振り返っていました。
ちなみに断った理由は、「歌うのが恥ずかしかったから」と、明かしています。
けれど今では、この出来事を藤井隆さんは感謝しているそうで、本当に良い思いをさせてもらえたと、当時を振り返っていました。
ネット上では、
- 久々に見て元気出た
- 目が釘付けになりました
- これからの曲。やりたいことやる世の中になっていくんだよ
と、過去を懐かしむ声や、これからの曲という意見もありました。
藤井隆がタワレコ渋谷でライブ「やってたことは間違ってなかった」 http://t.co/IGmg7o7IuZ pic.twitter.com/RzVsF2rTi2
— 音楽ナタリー (@natalie_mu) June 28, 2015
藤井隆の出演番組
- テレビ番組
- 紅白歌合戦
- ラジオ
- インターネット配信
- PV
- CM
- 映画
- 劇場アニメ
- 舞台
テレビ番組
- フォトぶら(2019年7月20日、9月14日、関西テレビ) – 宮迫博之(雨上がり決死隊)の代役
- 歌のゴールデンヒット(2019年10月7日 – 、TBSテレビ) – 第6回からMC
- 病室で念仏を唱えないでください 第6話(2020年2月21日、TBS) – 御代田信 役
- アライブ がん専門医のカルテ(2020年1月9日 – 3月19日、フジテレビ) – 光野守男 役
- 新婚さんいらっしゃい!(2022年4月〈予定〉 – 、ABC) – 3代目司会者
紅白歌合戦
- 第51回NHK紅白歌合戦(2000年12月31日、NHK) – 白組1番手「ナンダカンダ」
ラジオ
- ハートホームダイアリー ~緑山鳩子の不動産日記~(2016年12月 – 、TOKYO FM) – 不動三太郎 役
- 藤井隆・プロデュース・スーパー・エディション(2017年9月、JFNC)
- 藤井隆のオールナイトニッポンpremium(2017年10月 – 12月、ニッポン放送) – 金曜日パーソナリティ
- ラジオ深夜便(2019年3日25日 – ・NHKラジオ第一) – 深夜便ビギナーズのパーソナリティ
- TOKYO SPEAKEASY(2020年11月2日・2021年10月4日、TFM/JFN34局)
インターネット配信
- よしもとオンライン(2008年12月22日 – 2009年4月6日、Yahoo!バラエティ) – 土曜1部 MC
- あらびき団(2021年9月16日 – 、YouTube)
- Matthew’s Matthew マシュー南の部屋の中のマシュー(2022年1月27日 – 、Audible)
PV
- 星野源 「Family Song」(2017年7月31日)
CM
- リクルート「タウンワーク」(2008年)
- 花王「メリット」(2008年 – 2009年) – 妻の乙葉と共演
- GREE(2011年)
- ファミリーマート(2013年)
- 養命酒製造「薬用 養命酒」(2017年 – ) – 妻の乙葉と共演
映画
- L♥DK(2014年4月12日、東映、川村泰祐監督) – 恩田先生 役
- 日本語吹き替え「美女と野獣」(2017年4月21日、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ、ビル・コンドン監督) – ル・フウ 役
- 劇場版 仮面ライダービルド Be The One(2018年8月4日、東映、上堀内佳寿也監督)- 郷原光臣 / ゼブラロストスマッシュ 役
- みをつくし料理帖(2020年10月16日、東映、角川春樹監督) – 清右衛門 役
- マイスモールランド(2022年5月6日〈予定〉、バンダイナムコアーツ、川和田恵真監督) – 太田武 役
劇場アニメ
- 劇場版ポケットモンスター セレビィ 時を超えた遭遇(2001年7月7日、東宝、湯山邦彦監督) – ホワイト 役
- マインド・ゲーム(2004年8月7日、アスミック・エース、湯浅政明監督) – じーさん 役
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012年4月14日、東宝、増井壮一監督) – イケメンDEイクメン軍団 イケメンA 役
舞台
- 愛のレキシアター「ざ・びぎにんぐ・おぶ・らぶ」(2019年3月10日 – 24日 / 3月30日・31日、河原雅彦演出、赤坂ACTシアター / オリックス劇場 )- 明智 役
- 大地(Social Distancing Version)(2020年7月1日 – 8月8日 / 12日 – 23日、三谷幸喜演出、PARCO劇場 / サンケイホールブリーゼ) – ピンカス 役
- こまつ座第140回公演 『雪やこんこん』(2021年12月17日 – 12月26日、鵜山仁演出、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA)
- COCOON PRODUCTION 2022「広島ジャンゴ 2022」(2022年4月5日 – 30日 / 5月6日 – 16日〈予定〉、蓬莱竜太演出、Bunkamura シアターコクーン / 森ノ宮ピロティホール)
- ゲゲゲの鬼太郎(2022年7月29日 – 8月15日〈予定〉、田村孝裕演出、明治座) – ねずみ男 役
受賞歴
- 第37回ゴールデンアロー賞 – 芸能賞(2000年)
- 第33回全日本有線放送大賞 – 新人賞『ナンダカンダ』(2000年)
- 第33回日本有線大賞 – 新人賞『ナンダカンダ』(2000年)
- 第15回日本映画批評家大賞 – 新人賞(南俊子賞)『カーテンコール』(2006年)
- いい夫婦 パートナー・オブ・ザ・イヤー 妻の乙葉と受賞(2015年)
人を傷つけず、かといって、必要以上に自分を落とさない藤井隆さん。
どんな人にも敬意を忘れない、その姿勢が愛を永く保つコツです。
そんな誠実さが魅力的な藤井隆さんに、これからも目が離せません!