- 奥平大兼は2003年9月20日生まれ
- 2020年7月に公開された映画「MOTHER マザー」でスクリーンデビュー
- テレビドラマデビューは2020年10月から放送されていた「恋する母たち」
- 憧れている俳優は山田孝之
- 2022年2月27日から毎週日曜日の午後に放送されるドラマ「卒業式に、神谷詩子がいない」に出演
奥平大兼のプロフィール
性格
- 明るい
- 自信がある
- 素直
奥平さんの性格は明るく、スクリーンデビュー作品でもある「MOTHER マザー」の修平役とは正反対の性格で演技に苦労したといいます。
台本に書かれていることを見て役柄を理解しようとするも、演技が初めての奥平さんには難しいことでした。
そこで、台本を読んで思ったことや感じたことをぶっつけ本番で言うことにしたと、インタビューで語っています。
その部分を主演の長澤まさみさんから絶賛されていて、「初めての芝居だったにもかかわらず堂々としていて、自分も素直に演じることができた」といわれています。
特技
- 武道空手(初段)
- バスケットボール
奥平さんは小学校時代に6年間空手を習っていて、2012年の全国武道空手道交流大会の「形(かた)」で優勝しています。
ちなみに、「形」というのは、架空の敵から自分を守るために想定される攻防を、単独でおこなう演武のことです。
中学時代はバスケットボール部に所属していました。
奥平さんが持っている「チーム意識」はそこで培われたものだと語っています。
趣味
- 芸術鑑賞
- 洋楽、クラシック
- ピアノ
特技は体育会系なのに、趣味は文科系という奥平さん。
ピアノは小学校の時に習っていました。
通い始めたのは親がというわけではなく、自分でやりたかったからです。
家で流れていた音楽はマイケル・ジャクソンやクイーン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどの洋楽で、その影響でピアノが気になって習い始めたとか。
その流れで、クラシックにも興味を持ち、美術展などの芸術鑑賞にも足を運ぶようになりました。
奥平さんはインタビューで、「芸術にはその時の時代や文化が反映されているから、曲から時代性を調べていくと面白い」とも語っています。
本当に10代の子が言っているのか?という大人な回答に驚きを隠せません。
本名
奥平さんは、本名のままでデビューしています。
読み方が難しい名前ですが、「おくだいらだいけん」です。
苗字を「おくひら」と読んでしまう人も少なくないようです。
https://twitter.com/nyatsura/status/1466016576969539585
最近は凝った名前が多いためか、「大兼」と書いて何と読む?となりそうですが、素直に「だいけん」と読みます。
歯並びを気にするファンもチラホラ
デビュー当時から奥平さんの歯並びはちょこちょこSNSでも話題になっていました。
んーーーーー、奥平大兼の歯並びがすごい気になるーーーーーー
— ぷーさん@だらだら呟くアカウント (@nnpakunt) May 8, 2021
歯並びを気にしてなのか、笑う時に口もとを隠す癖もあるようです。
公式Instagramでの投稿も歯が見えているものはなく、笑顔であっても口は閉じたままの写真が多いように感じます。
俳優としての仕事をする上で、歯並びが悪いのは気になる所ですが、奥平さんの場合はそうでもない部分もあるように思います。
それというのも、実はオーディションで合格したのは、歯並びが悪かったのも含めてだったのかも?という話があるのです。
「MOTHER マザー」の監督、大森立嗣さんの作品は人の裏と表をリアルに映す作品が多く、主人公である17歳の少年周平の素朴さや繊細さを演出するためには「歯並びの悪さ」も必要だったのではないかと思います。
この映画のプロデューサー、佐藤順子さんは「この作品の明暗は周平役で決まると考えていた」と、その存在の重要度を語ります。
その上で、オーディションで初めて会った時に奥平さんしかいないと確信したと。
歯並びを気にしたり、心配する声もありますが、
奥平大兼くんの雰囲気が好きで、特に歯並びの感じがいい味なので役者として絶対に直さないで欲しい
— ぽん (@a5bs5g) November 13, 2021
といった、むしろ自然体でいいという声もあります。
良く似ていると言われている藤原竜也さんにも、過去には八重歯があり矯正してきれいな歯並びにされています。
矯正するのかどうか、するとすればどのタイミングでするのかは、まだわかりません。
しかし、この歯並びの悪さは藤原竜也と同じ!というファンの方もいて、これは売れるぞ!と期待を寄せているようです。
白髪はわざとなの?
奥平さんに白髪…?という話があります。
確かに白髪のようには見えますが、実は「MOTHER マザー」の周平役では、髪の毛にメッシュを入れているのです。
それでハイライトとして残ってしまっているのではないでしょうか。
デビューのきっかけ
奥平さんのデビューのきっかけはスカウトです。
2017年、14歳の時に渋谷で現在の事務所であるスターダストプロモーションにスカウトされています。
名刺だけもらって帰宅し、母親に相談したところ「せっかくだからやってみたら?できなかったら他のことをすればいい」とアドバイスされ、同年に所属します。
しかしながら、その後すぐには芸能活動はしていません。
「MOTHER マザー」のオーディションを受けたのが初めてで、演技の勉強もしていませんでした。
しかし、あの演技を見て「初めての演技とは思えない」、「子役だった?」と思った人も多いのではないでしょうか。
プロデューサーの佐藤さんは、撮影回数を重ねるごとに役者として成長していく奥平さんのドキュメントを見ているようだったと、後に語っています。
役者経験ゼロだったからこその吸収力だったのかもしれませんね。
奥平大兼の生い立ちや経歴
奥平さんは2003年9月20日生まれで、東京都出身です。
小学校では空手を習っていて、初段(黒帯)でした。
全国武道空手道交流大会では、2012年の優勝を皮切りに3年連続で上位を獲得しています。
高校時代には部活動でバスケットボール部に所属しています。
幼少期に習っていた空手やピアノは親がやらせていたというわけではなく、自分からやりたいと言ったと語ります。
そして、やりたいことをやらせてくれて、いつも応援してくれた両親には感謝しているとも。
10代でこの言葉は、なかなか言えないのではないでしょうか。
悟りでも開いているのか?と思うような発言をする奥平さんです。
出身高校や学歴
出身校は公表されていません。
しかしながら、東京成徳大学の中学校と高校を卒業しているのではないか?という噂です。
デビューしてあまり年月が経っていないので、今後またインタビューなどで情報が出てくることがあるかもしれません。
両親や家族構成について
奥平さんの家族構成は、両親と妹の4人家族です。
奥平さんが空手やピアノをやりたい!と思ったのは、母親の影響があるとのことです。
習い事に通うことを決めたのは奥平さん自身ですが、最初のきっかけはどれも母親でした。
こんなのどう?やこんなこともあるよ?と、いろいろなことを選択肢として与えてくれる母親だったのではないかと思います。
それから、いとこの奥平将太さんは、2020年にプロキックボクサーとしてデビューしています。
奥平大兼に彼女はいるの?
奥平さんには現在恋人はいないようです。
「MOTHER マザー」の時のインタビュー記事ではこう回答していました。
長澤さんが相手役だと知った時、学校でも女の子の友達は一人しかいなくて慣れていないのに、いきなりこんなすごい人が相手でハードルが一気に高くなったと。
このことから、中学高校時代はスポーツに打ち込んでいて、恋愛どころではなかったのかもしれません。
ちなみに、好きな女性のタイプは、趣味が合わない人だそうです。
「合う」ではなく「合わない」と回答した理由はこちら。
「新しい趣味に触れ合う機会になるから」
趣味の音楽や芸術鑑賞でもそうだったように、調べたり知ることを面白いと感じる奥平さん。
奥平さんにとって「知らないことを知る機会」というのは、とても大切なことなのかもしれませんね。
奥平大兼と山崎賢人が似てる!
奥平さんはネットでいろいろな人に似てると話題になっています。
中でも山崎賢人さんに似ているという声が多く、ここで比較してみたいと思います。
確かにそっくりですね。
目元が特に似ているのでしょうか。
奥平さんは他にもこんな人たちに似ていると言われています。
- 藤原竜也
- 羽生結弦
- 吉田羊
- 尾崎世界観
- 蒔田彩珠
- 横浜流星
- 金子大地
- 菅田将暉
- 向井理
- 南沢奈央
- 猪狩蒼弥
- 伊野尾慧
どの人も二重のアーモンドアイという部分が共通しているように思えます。
もしかしたら他にも似ている人がいるかもしれませんね。
吉田羊との関係
奥平さんと吉田羊さんは、ドラマとCMで親子役を演じています。
最初の共演は、2020年のドラマ「恋する母たち」です。
原作は柴門ふみによる漫画で、私立男子校に自分の息子を通わせている45歳前後の母親たちを主人公として、人妻としての不倫を女性目線で描いているドラマです。
そのドラマの、林家の親子として出演しています。
2度目の共演は、アフラック生命保険のテレビCMです。
吉田羊が演じる「厚子」の父が脳梗塞で倒れたことで、初めての介護生活が突然始まります。
その「厚子」の息子「真司」として奥平さんが出演しています。
思春期の不器用な表現を見事に演じています。
奥平大兼の出演番組
- 映画
- ドラマ(配信ドラマ含む)
- PV
- CM
映画
- MOTHER マザー(2020年7月3日、スターサンズ / KADOKAWA) – 周平役
- マイスモールランド(2022年5月6日公開予定、バンダイナムコアーツ) – 聡太役
ドラマ(配信ドラマ含む)
- 世にも奇妙な物語 ’21 秋の特別編「優等生」(2021年11月6日、フジテレビ) – 宮本慶介役
- ナナフシギ(2022年1月11日配信開始、VISION) – 露木役
- アクターズ・ショート・フィルム2「物語」(2022年2月6日、WOWOW) – 裕也役
- 卒業式に、神谷詩子がいない(2022年2月27日 – 、日本テレビ)- 寺島史也役
- ZIP!朝ドラマ「サヨウナラのその前に Fantastic 31 Days」(2022年3月1日 – 29日〈予定〉、日本テレビ) – 椿木宙役
PV
- 斉藤壮馬「パレット」(2020年)
CM
- バンダイナムコエンターテインメント「テイルズ オブ クレストリア」(2020年)
- NTTドコモ「ドコモのロング学割『高校1000日の片想い』」(2021年)
- 大塚製薬「カロリーメイト」「Midnight Train」編(2021年)
- アフラック「しっかり頼れる介護保険」「おじいちゃん子」篇「お金の負担」篇「あちこちの心配」篇(2021年)
受賞歴
- 第44回日本アカデミー賞 新人俳優賞(「MOTHER マザー」)
- 第94回キネマ旬報ベスト・テン 新人男優賞(「MOTHER マザー」)
- 第63回ブルーリボン賞 新人賞(「MOTHER マザー」)
- 第30回日本映画批評家大賞 新人男優賞(南俊子賞)(「MOTHER マザー」)
期待の新人!としてデビューを果たした奥平さん。
本当に演技の勉強はしてなかったのか?と疑いたくなるような演技力をいつも魅せてくれます。
今後どんな役柄を演じていくのか楽しみな役者さんの1人です。