- イ・ヒョクは1978年8月26日(※陰暦)生まれ
- 学生時代からダンスを通して音楽に親しみ、数々のバンドを経て2005年に人気デュオNORAZOとして活動を開始し12年にわたり愛される
- NORAZO脱退後H.Y.U.Kを結成し、韓国きってのハイトーンボイスと端正な顔立ちで注目を集め続ける!
イ・ヒョクのプロフィール
性格
- 昔は大の人見知り
- 何事も消極的だった
昔は大きな集まりなどで誰とも話すことなどできないほど、極度の人見知りだったイ・ヒョク。
オープンヘッド時代にはライブMCをすることができず、見かねたドラムがフォローに回っていました。
あまりに消極的だったため存在感もなく、大きなパーティーですぐ隣にいた人が、
「イ・ヒョクはどこだ?」
と探しはじめたというエピソードを語っていました。
全身のタトゥーはNORAZO時代にアルバムを発表する度に増やしたものですが、少しでも社交的な自分に変わりたいとの気持ちを込めています。
趣味
- ドライブ
- トレーニング
イ・ヒョクの趣味に関するエピソードはあまり多くはありませんが、以前行われたオンラインミーティングで洗車が好きだと話していました。
ピカピカにした車で気分転換のドライブをしているのでしょう。
また、大病を患った経験から健康管理の大切さを痛感いるからこそ、トレーニングも継続して行っているはず。
心身ともにバランスを保ちながら、素敵な歌声を聴かせ続けてほしいですね。
イ・ヒョクの生い立ちや経歴
イ・ヒョクは、185cmという長身に筋肉質なモデル体型で、1978年8月26日生まれ。
軍楽隊に所属する父のもとに生まれ、小さな頃から音楽に親しんできました。
父の音楽活動のためイ・ヒョクの家には、あちこちにスピーカーがぶら下がっていたそうですが、4歳のときスピーカーがイ・ヒョクの頭上に落ち舌接合手術を伴う大ケガを負いました。
後遺症で発音が若干どもりがちになっていましたが、リハビリを乗り越えハンデを克服。
2003年には高校時代に組んだバンドでの人脈を通じ、オープンヘッドというバンドを結成します。
オーディションに合格し、高いクオリティのアルバムを発表したり、爽快感のあるライブで多くのファンを獲得しました。
2004年にはJULYというバンドを結成し、ボーカルを担当。
2005年、バンドを解散し生活に苦労しながら再び歌手の夢を追っていたイ・ヒョクでしたが、のちの相方となるチョ・ビンに見いだされNORAZOを結成。
精力的に活動し、日本でもライブを行いました。
コミックバンドとして人気を博しましたが、イ・ヒョクのメタルハイトーンボイスと楽曲の幅広さが評価されています。
2017年には12年間活動したNORAZOを脱退。
自らが本当にやりたい音楽を追求し、H.Y.U.Kを結成しました。
NORAZOのチョ・ビンとはケンカ別れをしたわけではないので、継続的な交流は続いています。
実は軍楽隊に所属していた父から、音楽活動に強く反対され、20年近く実家にギター置かなかったというイ・ヒョク。
父が音楽に反対していたのは、音楽を生業にするのはそんな簡単なことではないとの思いからだったんですね。
その後20年ぶりに家にギターを持ってきたイ・ヒョクでしたが、翌日に父は交通事故に遭い帰らぬ人になってしまいます。
後日、父の日記に「自分のやりたい音楽を生活のために諦めた」との無念が綴られていたのを発見したイ・ヒョクは自分のやりたい音楽を貫くと決意したのです。
生まれつき恵まれた体格ではありますが、2008年に急性腎盂炎という大病を患います。
適切な治療と食事制限で回復したのち、たゆまぬ筋トレに励み、美しいシックスパックの腹筋を手に入れました。
筋肉を見せつけるような衣装をよく着ていたイ・ヒョクですが筋トレについて、
「体を誇示したいというより健康を取り戻すための運動」
と語っています。
そしてどこか西洋の顔立ちも感じさせるオリエンタルでハンサムなルックスも持ち合わせて、時には整形疑惑も出てしまうことも。
しかしハーフでも整形でもないと断言しています。
ご両親ともに韓国出身とのこで、きっと美男美女のご両親に違いありませんね。
デビューのきっかけ
10代のころヒップホップが流行し、その影響を受けブレイクダンスにハマっていたイ・ヒョク。
端正なルックスから、アイドルグループのオーディションにも合格しましたが、当時のダンスミュージックが本人にふさわしくないと考えて辞退しています。
オープンヘッド・JULYという2つのバンドを経て、NORAZOのメンバーになります。
当時のイ・ヒョクは歌手になる夢を諦めず日夜練習に明け暮れ、そのせいか様々な支払いを滞納してしまうくらい貧しい暮らしをしていました。
ロッカーとしてのプライドからあるイ・ヒョクは飢えている状況にも関わらず、強がって援助を拒絶していました。
チョ・ビンがイ・ヒョクの家に行き、たまった請求書や督促状をこっそり肩代わりしたことに感動し、イ・ヒョクはチョ・ビンとデュエットを作り、その後NORAZOとしてでデビューを果たすのです。
NORAZOの脱退理由は不仲?
イ・ヒョクの脱退理由について、残されたメンバーのチョビンがインタビューで次のように語っています。
「イ・ヒョクは12年間、本当の自分を抑えたり、隠したりした」
「初めの時から“いつかはあんたがやりたい音楽をやらせてあげる”と話したが、今になってその約束を守ることになった」
また、噂された不仲説については、
「不仲は絶対なかった」
「息子のようにイ・ヒョクのことを思っていた。自分の利己心でイ・ヒョクを引き止めたくなかった」
と強く否定しています。
NORAZO脱退後も継続的な交流が続いていることから、確執はなく、むしろイ・ヒョクの夢をチョ・ビンが後押ししたというとてもいい関係に発展してると言えますね。
イ・ヒョクの歌の実力は?
メタルシンガーと対等に渡り合えるようなハイトーンボイスが魅力のイ・ヒョク。
安定感抜群でバラードからロックまで歌いこなす歌唱力はとても評価が高いです。
ファンからは「XJAPANのボーカルであるToshlと似ている!」との声も上がっています。
思わず聞き惚れる歌声で、韓国屈指のボーカリストとの声にも頷けます。
イ・ヒョクの人気曲
・『販売王』
NORAZO時代の楽曲です。
メタル色を効かせたギターが特徴的なイントロから、キャッチーなダンスサウンドへ転調し、イ・ヒョクのハイトーンボイスがよく合います。
妙に耳に残るメロディと楽しいMVも人気です。
・『カレー』
NORAZO時代の楽曲です。
インド調のメロディとダンスに、イ・ヒョクのギターボーカルが見事にマッチ。
カレーの種類が歌詞に折り込まれているのも楽しいです。
2011年に熊本で行われた日韓友好コンサートでも披露され、観客を笑顔で踊らせた人気の1曲です。
・『She’s gone』
アメリカのハードロックバンド、スティールハートのカバー曲です。
イ・ヒョク曰く「生涯で一番歌った曲」とのことで、感情たっぷりに歌い上げています。
ハイトーンボイスも美しく、ロックシンガーの真骨頂を感じさせる1曲です。
この動画のYouTube再生回数は340万回超え!
世界中から絶賛のコメントが寄せられています。
イ・ヒョクの出演番組
- 明日は国民歌手
『明日は国民歌手』
世界中を熱狂させる次世代グローバルK-POPスター発掘のため、韓国のオーディション名家と米ビルボードが手を組みスタートした新たなサバイバルプロジェクトです。
イ・ヒョクの受賞歴
- 2009年第17回大韓民国文化演芸大賞歌謡部門10大歌手賞
- 2010年ソウルサクセスアワード歌手部門
幼少期の大ケガから、努力を重ね韓国を代表するロックシンガーとなったイ・ヒョク。
自分のやりたい音楽の実現のために活動を続け、現在はサバイバルオーディションプロジェクトにも参加しています。
唯一無二の歌声で、これからも素敵な曲を世界に届けてほしいですね!