- ディーン・フジオカは1980年8月19日生まれ
- 2013年、映画『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』にて、日本の作品で初めて監督・主演・主題歌の全てを務める
- 2021年2月から放送される『青天を衝け』にてNHK大河ドラマ初出演。同局の朝ドラ『あさが来た』で好評だった五代友厚役を再び演じる
ディーン・フジオカのプロフィール
性格
- こだわりが強い
- 完璧主義
- 素直
ディーン・フジオカさんは、こだわりが強く完璧主義な性格で有名です。
そのため、ネット上ではあまり良くない意見もあります。
その発端となったのが、2016年に放送された『櫻井・有吉THE夜会』での一幕。
大好物だったベトナム料理のフォーに対して、なんと店員さんに細かい注文をつけてしまいました。
そのことから面倒くさい人とも言われていますが、元々ディーン・フジオカさんのデビューが海外であり、日本にはない「言いたいことはハッキリ言う」という考えからでた言葉のようです。
幼い頃はよく笑う子だったというディーン・フジオカさん。
感情が表にでやすく、言いたいことはハッキリ言ってくれる「素直な性格」をしているともとれますね。
一方でポジティブな話題もあり、ドラマ『今からあなたを脅迫します』では、当時妊娠中だった武井咲さんを、常に気遣う様子を見せていました。
特技
- 色々な楽器の演奏
- 作曲・作詞
- 5言語を操るマルチリンガル
- スキー・バスケットボールなどのスポーツ
こだわり強い性格は、特技にも表れていて、
まず、ギター・ドラム・ピアノ・シンセサイザー・トランペットなどの楽器も演奏でき、自分で作詞・作曲を行う音楽活動もされてます。
次に挙げられるのが、5言語に操ることができる点、日本語・英語・中国語(標準中国語と広東語)・インドネシア語を話せます。
ちなみにディーン・フジオカさんはハーフでなく、純粋な日本人です。
一個のカテゴリにとどまらず、調べれば調べるほどでてくる特技の数々は、ディーン・フジオカさんの魅力を感じますね!
趣味
- 中国武術
- キックボクシング
- 武器集め
- チェス
- 写真撮影
ディーン・フジオカさんの趣味は、特技に負けず劣らず多いです。
そのほとんどが、アジア放浪時代にやり始めた趣味が多く、
その国の文化の風景を収めるところから写真撮影に、
文化を理解するために、その国ならではの武器集めやスポーツを趣味の中に取り入れていったようです。
中でも、大のボクシング好きとして有名で、2016年11月1日、WOWOWプライムで放送された『マニー・パッキャオ IS BACK!~伝説、再びリングへ~』では、ボクシングへの熱い想いを語っています。
デビューのきっかけ
2004年香港のクラブにて、飛び入りでラップを披露していたところ、ファッション雑誌の編集者に声をかけられました。
そのスカウトを皮切りに、香港を支点に雑誌や広告、モデルなどの芸能活動を開始しました。
ディーン・フジオカの生い立ちや経歴
ディーン・フジオカは1980年8月19日生まれの、福島県出身です。
名前のせいか、ディーン・フジオカさんをハーフと間違えられる方もおりますが、ご両親は日本人。
本名も、藤岡 竜雄(ふじおか たつお)さんと言います。
ご両親はそれぞれ、世界を飛び回る商社勤めの父親とピアノ講師の母親であり、その影響で、幼い頃から外国文化とエンタテインメント関連に、強く心を引かれるようになりました。
出身校・学歴
- 鎌ケ谷市立第二中学校
- 千葉県立船橋高校
- シアトル・セントラルカレッジIT学科
中学生くらいから、海外へ行きたいと考えていたディーン・フジオカさん。
しかし父親から「高校を出るまでは日本にいなさい」と言われ、それに従いながら、外国語の勉強に励んだと言います。
そして高校を卒業すると、ディーン・フジオカさんはアメリカに留学。
電機系に関わっていた父親に倣い、ディーン・フジオカさんはIT学科を専攻していますが、そこで彼の人生を決定づけるような、貴重な体験をしたと言います。
それが学外での「ストリート活動」でした。
ピアノ講師である母親の影響で、エンタテインメント関連にも興味があったディーン・フジオカさんは、クラブイベントや週末のホームパーティーなどに積極的に参加。
特にお気に入りクラブでの、飛び入りでラップを披露という経験は、後のデビューのキッカケにもなっています。
ちなみに芸名の「ディーン」という言葉は、この頃、ホームステイ先の父親から呼ばれたことから取り入れたそうです。
大学卒業後、そのままアメリカでエンタテインメントの活動を考えていたディーン・フジオカさんですが、丁度9・11テロ事件が勃発。
就労ビザの発給用件が厳格化され、アメリカでの活動は断念せざるを得ませんでした。
そんな途方に暮れていた時、ふと大学の先生が言っていた「ある言葉」を思いだします。
それが「これからはアジアの時代だ」という言葉。
ディーン・フジオカさんはその言葉に導かれるように、アジアで活動し始め、現在のデビューに繋がります。
あさが来たでの評判
ディーン・フジオカさんの人気を決定づけるキッカケになったのが、2015年9月28日から2016年4月2日までNHK総合で放送された連続テレビ小説 『あさが来た』。
このお話は、女性事業家の先駆けである広岡浅子をモデルにした、主演の波瑠さんが演じる今井(白岡)あさの生涯を描いた作品。
そこでディーン・フジオカさんは、あさの実業の師となる五代友厚(ごだい ともあつ)役でご出演されましたのですが、この役がディーン・フジオカさんのはまり役。
ドラマを見ていたファンからは、「五代様」と呼ばれるほどの人気ぶりを博したのです。
しかし五代友厚は、ドラマの中で死んでしまう予定でした。
この混乱を最小限するため、NHKから視聴者へ伝えられたのが、なんと五代友厚が亡くなる回の事前告知。
しかも週刊誌「AERA」の2016年2月8日号に寄ると、五代友厚の亡くなる回は本来2015年12月末だったそうで、急遽シナリオを書き換え、1月の放送日まで出番が増えたそうです。
展開の先出しに、シナリオの書き換え。
ファンからの根強い人気っぷりがうかがえるエピソードとなっています。
シャーロックでの評判
ディーン・フジオカさん、月9初主演となる作品が、2019年10月7日から12月16日まで放送された『シャーロック』。
このお話は、アーサー・コナン・ドイルが生み出した世界的ミステリー『シャーロック・ホームズ』の日本語版として描かれ、
シャーロック・ホームズ、いわゆる探偵役の誉獅子雄(ほまれ ししお)をディーン・フジオカさんが演じます。
世界的ミステリーを元にしたお話しですので、トリックに注目が集まるのは必然。
しかしここで一番注目を集めたのが、ディーン・フジオカさんが演じる誉獅子雄の奇行です。
そしてそのオーバー気味な奇行の数々が、不思議とディーン・フジオカさんにマッチしていることで、SNS上で大きな反響を呼びました。
そんなディーン・フジオカさんのクセになる演技は、今度は映画となって帰ってきます!
2022年6月17日公開予定の映画『バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版』。
舞台は瀬戸内海にあるとある島。周囲から遮断されたその島で、次々と連鎖して起きる事件に、ディーン・フジオカさんが演じる誉獅子雄と、岩田剛典演じる若宮潤一(わかみや じゅんいち)が新たに挑みます。
青天を衝けでの評判
「五代様」再び!
となったのが、2021年2月14日から12月26日まで放送されたNHK大河ドラマ『青天を衝け』。
このお話は、「日本資本主義の父」と称される渋沢栄一を主人公とし、ディーン・フジオカさんが演じる五代才助/友厚(ごだい さいすけ/ともあつ)役は、「東の渋沢栄一、西の五代友厚」と双璧をなす存在として描かれています。
ネット上では、再び「五代様」に会えると喜びの声が多く寄せられていて、またディーン・フジオカさん自身も、再び五代友厚を演じられることを、「何か見えない力で導かれたとしか思えない」と語っています。
一方で、ネット上では「五代ロス」も再発したようです。
#青天を衝け 二度目の五代ロス。ありがとう五代さん(つД`)ノ
【写真特集】五代様、最期はこうなった! 「青天白日…」遠くを見つめる、その表情 美しすぎる!!#ディーンフジオカ #DEANFUJIOKA #藤岡靛 #五代友厚 https://t.co/NlwXbRGhoM— chaga-しゃが🐧 (@syaga1234) November 29, 2021
ディーン・フジオカの現在
そんなマルチな活躍をしてきたディーン・フジオカさんですが、今年に入りショックなニュースが飛び込んできています。
それが新型コロナウイルスの感染で、2022年1月24日に事務所から発表されました。
容態については同日事務所側から、「現在容体は安定しており、今後は保健所の指示に従い療養する予定です」と報告されています。
それに伴い、2022年1月28日予定だった主演映画『Pure Japanese』の公開初日舞台あいさつは延期となりました。
病気で引退を考えてたって本当?
ディーン・フジオカさんが食事にこだわる一つの理由として、実は重度のアレルギー持ちだそうです。
そんな持病に加え、2013年頃には疲れの蓄積による麻痺症状も併発。
そのせいで仕事の穴を開けてしまったディーン・フジオカさんは、引退を考えてた時期もあったそうです。
結婚した妻や子供について
ディーン・フジオカさんは2012年7月の公式サイトにて、2歳年上の一般女性とのご結婚を発表されました。
そんな2人の出会いは、台北の知人を介してのこと。
初めて会った時から、お互いに運命のようなモノを感じたと言います。
そこから計4年半付き合ったある日、ディーン・フジオカさんは日本で本格的に仕事をすることになりますが、奥様とは遠距離になってしまう危機が訪れます。
「ここで別れたら、もう終わりかも知れない。」
ふとそう思ったディーン・フジオカさんは、即座にプロポーズを申し込んだそうです。
そんな情熱的な愛を受け取った奥様は、中国系インドネシア人で、過去にモデル業もしていた方です。
また、バツイチで連れ子も一人います。
現在、ディーン・フジオカさんと奥様の間には、3人のお子さんがいますが、家族仲はとても良好で、過去にディーン・フジオカさんは、奥様の連れ子に対して「その子は私の大切な家族の1人です。」と語っています。
それを裏付けるのが、テレビ局による「家族に対しての質問NGなし」の姿勢。
「イケメン俳優」と呼ばれる人たちのほとんどが、家族のことをあまり語りたがらないのに対し、
ディーン・フジオカさんは、家族のことをうれしそうに話します。
イケメン俳優が「仕事に影響がでるから、家族の話をしない」のに対して、ディーン・フジオカさんは「仕事に自信があるから、家族の話ができる」と、
ここでも、ディーン・フジオカさんのこだわりが強く表れているように感じますね。
ディーン・フジオカの出演番組
- 映画
- ドラマ(配信ドラマ含む)
- 報道番組
- 劇場アニメ
- ラジオ
- CM
- ショートフィルム
- MV
- その他
映画
- 空飛ぶタイヤ(2018年6月15日、松竹、本木克英監督) – 沢田悠太 役
- 記憶にございません!(2019年9月13日、東宝、三谷幸喜監督) – 首相秘書官 井坂 役
- エンジェルサイン『プロローグ&エピローグ』(2019年11月15日、ノース・スターズ・ピクチャーズ、北条司監督) – 主演・タカヤ 役
- Pure Japanese(2022年1月28日〈予定〉、アミューズ、松永大司監督)- 主演・立石大輔 役
- バスカヴィル家の犬 シャーロック劇場版(2022年6月17日〈予定〉、東宝、西谷弘監督) – 主演・誉獅子雄 役
ドラマ(配信ドラマ含む)
- シャーロック アントールドストーリーズ 特別編(2019年12月23日、フジテレビ) – 主演・誉獅子雄 役
- 危険なビーナス(2020年10月11日 – 12月13日、TBS) – 矢神勇磨 役
- 大河ドラマ 青天を衝け(2021年5月9日 – 11月28日、NHK) – 五代友厚 役
- 推しの王子様(2021年7月15日 – 9月23日、フジテレビ) – 光井倫久 役
- 僕の推しは王子様 第8話(『推しの王子様』スピンオフ)(2021年9月2日、FOD)- 光井倫久 役
報道番組
- サタデーステーション(2017年4月22日 – 2020年9月26日、テレビ朝日)- インフルエンサー
劇場アニメ
- フラ・フラダンス(2021年12月3日、アニプレックス) – 鈴懸涼太 役
- 『めざましテレビ』内ショートアニメ『紙兎ロペ』「フラダンス」(2021年12月2日、フジテレビ)- 鈴懸涼太 役
ラジオ
- 「アジアン!プラスα Dean Tatsunami RADIO」(2007年2月9日 – 2008年3月28日、文化放送)
- 「SUNDAY MARK’E 765」内「DEAN FUJIOKAのCh-Ch-Ch-Check it Out!!!」(2016年4月3日 – 2018年3月25日、FM COCOLO)
- 「DEAN FUJIOKA・プロデュース・スーパー・エディション」(2019年1月・2021年12月、JFNC)
- 「ROPPONGI PASSION PIT」(2020年4月4日 – 、J-WAVE 2021年4月4日 -、FM802)
- すかがわFM ステーションジングル
CM
- マルトモ プレ節25ミクロンソフトけずり 「プレ節の作法 コク」編、「プレ節の作法 うすさ」編(2018年)
- ヤマハ音楽振興会 ヤマハ英語教室「自分の思いを話せる英語」篇(2018年)
- 森永製菓 カレ・ド・ショコラ「完璧なカレ・ミルク」篇、「完璧なカレ・カカオ」篇(2020年)
- ニベア花王 ニベアボディ「ロイヤルブルーボディミルク新発売」篇、ニベアリップ「ロイヤルブルーリップ新発売」篇(2020年)
- ニベア花王 ニベアボディ「ロイヤルブルーボディミルク かがやく雫」篇、ニベアリップ「ロイヤルブルーリップ かがやく雫」篇(2021年)
ショートフィルム
- 2 Cartons of Alphabet H(2006年、香港、麥婉欣監督)
- So Poetic(2007年、香港、麥婉欣監督) – 闘牛士 役
- 睡公主(2007年、香港、麥婉欣監督) – 主演・コーヒーショップ店員 役
- 睡王子(2007年、香港、麥婉欣監督) – 主演
MV
- 何韻詩『勞斯・萊斯』(2005年、香港、麥婉欣監督)
- 林智文『請你離開』(2007年、台湾、洪天祥監督)
- 何韻詩『睡王子』(2007年、香港、麥婉欣監督)
- 王心凌『這就是愛』(2007年、台湾、黃中平
- 呉建豪『哎呀』(2011年、台湾、陳慧翎監督)
その他
- World Robot Summit 2020 愛知大会開会式(2021年9月9日、Aichi Sky Expo) – アンバサダー
- World Robot Summit 2020 福島大会開会式(2021年10月8日、福島ロボットテストフィールド) – アンバサダー
- コーチ メンズ部門(2021年 – ) – アンバサダー
- エプソン「ORIENT STAR」(2021年 – 、中国) – アンバサダー
- 日本取引所グループ 大納会(2021年12月30日、大阪取引所) – 打鐘・初代ゲスト
受賞歴
- 第12回コンフィデンスアワード・ドラマ賞 主演男優賞 『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(2018年)
- MTV VMAJ 最優秀オルタナティブビデオ賞 『Echo』(2018年)
- 第42回日本アカデミー賞 優秀助演男優賞 『空飛ぶタイヤ』(2019年)
- 平成アニソン大賞 2010-2019年ユーザー投票賞 『History Maker』(2019年)
- WEIBO Account Festival in Japan 2019 日中文化交流アンバサダー賞 (2019年)
器用貧乏には決してならず、そのこだわり抜いた実力は、確かに全てが本物であるディーン・フジオカさん。
そんなマルチな大活躍を続けるディーン・フジオカさんに、これからも目が離せません!